自粛期間中に作った”ひとり合唱”シリーズの第2弾です。グリー香川でもアンコールとしてたびたび演奏してきた三好達治作詞、多田武彦作曲の名曲です。しかし、「雨後」が組み込まれている『追憶の窓』は、多田武彦男声合唱曲集第3集に収録されていますが、組曲としてはあまり頻繁に演奏されてはいません。
おそらくはこの「雨後」は、演奏時間がほどほどに短めで、また音取りがしやすいメロディーなためアンコール用として広まったものと思われます。
某電力会社の合唱団は、”発電所の灯がともる”というフレーズがあるという理由のみで、この曲を愛唱歌にしていたとか・・・(^-^;
今回はややハーモニーに厚みがほしかったので、1パート2名とし、トップテナーだけボリュームが足らないので3人体制としました。一見、コピーのように見えますが、ちゃんと9回(失敗もあるので本当はそれ以上ですが)自分で歌っています。
途中、微妙のハーモニーの違いを出すためにバリトンに間違いやすい音程がありますが、アンサンブルの中で耳で覚えてしまえば簡単かと思います。
あとはどのパートも歌いやすいメロディーですし、パートソロもあって歌いごたえのある曲です。アンコール曲に悩んだらぜひご一考してください。